沖縄移住

沖縄の年収は全国最下位で安いって聞くけど大丈夫?沖縄の人たち生活は?

沖縄移住年収下がる

 

 

これから沖縄移住をしようと考えている人で一番気になるところが、

沖縄での収入ではないでしょうか?

インターネットで沖縄移住をいろいろリサーチすると必ず目にする

「沖縄の平均年収は全国最下位!」

って、沖縄は最下位ってワードが多すぎる。(笑)

 

せっかく沖縄移住をしても、収入が下がってカツカツな生活をおくるのもイヤだ。

そんな風に思っている人も多いはず。

この記事を読んで、

沖縄移住に向けて、今よりも具体的に沖縄移住計画を立てる参考になればと思います。

 

悩み事

・沖縄の平均年収は全国最下位って聞くけど大丈夫かな?沖縄移住して今の給料よりも収入が激減するのが心配。

・沖縄は年収が低いって聞くけど、それなら物価は安いの?

・沖縄の年収で生活は出来るのかな?

・実際に沖縄に住んでる人たちはどんな生活をしているの?沖縄移住をしても金銭的に豊かに生活するコツを知りたい。

 

この記事では、

こういった疑問についてお答えします。

 

 

本記事の内容

  • 沖縄と都市部の平均年収を比較
  • 沖縄の年収と物価の関係性
  • 沖縄での収入で生活するために必要なこと
  • 実際に沖縄に住んでいる人たちの生活のコツを公開

 

 

本記事を書いたのは

未来への翼 TK15LIFE アイコン

この記事を書いている私は、記事を書いている現時点で沖縄移住歴6年。現在はサラリーマン生活と自営業経営者としてのダブル収入のおかげで、大好きな沖縄で心も金銭面も、ちょっとだけ豊かに生活しています。沖縄在住の私が実際に沖縄の収入事情について「総務省」「政府統計の総合窓口」「日本最大級の不動産サイトSUUMO」のデータを元に分析した内容や、沖縄の生活事情に関して私の実体験に基づいて解説します。

 

沖縄の平均年収は全国最下位で安いって聞くけど大丈夫かな?

 

沖縄移住年収安い

 

沖縄の平均年収は全国最下位って聞くけど大丈夫????

沖縄移住して収入が下がってカツカツな生活をおくるのも嫌だなぁ。

と、思っていますよね?

 

ご安心ください。

結論としては、大丈夫です。

 

沖縄県民は沖縄の水準の収入でも、笑顔で豊かに生活しています。

 

その理由をお話する前に、

根拠となるデータをもとに解説します。

 

 

都道府県別の平均年収ランキング

 

都道府県別の平均年収ランキングの上位・下位5県のデータを見てみましょう。

 

平均年収 都道府県別ランキング
上位 5県 下位 5県
1位 東京都 622万円 43位 山形県 382万円
2位 愛知県 554万円 44位 青森県 371万円
3位 神奈川県 553万円 45位 秋田県 371万円
4位 大阪府 532万円 46位 沖縄県 369万円
5位 茨城県 498万円 47位 宮崎県 365万円

全国平均:441万円

(出典:政府統計の総合窓口2018年)

都道府県別の平均年収ランキングでは、

このデータでは、沖縄県の平均年収は全国最下位ではありませんでした。

とはいえ、全国最下位レベルですね。

 

全国トップの東京都との差額は-293万円で、恐ろしいほど差がありますね。

やはり主要都市部との収入差は大きいですね。

 

全国平均との差額は-72万円で、東京との差額と比べたら1/4以下になります。

 

このデータから分かることは、主要都市部が飛びぬけて平均年収が高くて、

地方都市の平均年収はわずかな違いで推移していることが分かります。

 

なので、平均年収は沖縄だけが飛びぬけて悪いのではなくて、

主要都市部が飛びぬけて良いといえますね。

 

ですが、沖縄の平均年収は全国最下位レベル水準ということは事実です。

沖縄移住をするうえで、この現実からは目を背けてはいけません。

 

沖縄の年収が低いなら物価は安いのか?

沖縄移住年収物価

 

沖縄の平均年収が全国レベルと比較して最下位水準ということは分かった。

収入が低いという事は、物価が安くないと生活出来ないんじゃないの

 

沖縄の物価について解説

 

都道府県別の総合物価指数ランキング

 

物価指数とは?

全国物価地域差指数は,世帯が購入する各種の財及びサービスの価格を

総合した物価水準の地域間の差を指数値で示したものである。

すなわち,全国物価地域差指数は,家計の消費構造を一定のもの(全国平均)に固定し,これに要する費用が地域間でどの程度異なるかを全国平均を100 とした指数値で示した加工統計である。

 

なるほど

100を基準にして、

100より数値が高ければ「物価が高い」

100より数値が低ければ「物価が安い」

って事なんだね。

 

都道府県別の総合物価指数ランキングの上位・下位5県のデータを見てみましょう。

 

総合物価指数 都道府県別ランキング
上位 5県 下位 5県
1位 東京都 108.5 43位 愛媛県 95.7
2位 神奈川県 104.8 44位 熊本県 95.7
3位 京都府 102.8 45位 宮崎県 94.9
4位 大阪府 102.0 46位 群馬県 94.7
5位 兵庫県 100.1 47位 沖縄県 91.9

(出典:総務省)

このように、総合物価指数ランキングのデータでは、

沖縄県は全国で一番物価が安いという事が分かります。

 

 

では、生活に必要な部分の物価指数を具体的に見ていきましょう。

 

分類別物価指数 1位の県と沖縄県の比較
品目 1位県名 指数 沖縄県
順位 指数
食料 東京都 106.4 26位 1.08
住居 東京都 146.7 47位 66.7
水道・光熱 青森県 113.1 8位 1.04
家具・家事用品 長崎県 108.4 33位 96.5
被服費 東京都 117.8 47位 66.7
保険医療 長崎県 102.4 43位 98.6
交通 東京都 107.4 47位 95.0
教育 東京都 112.5 27位 94.7
教養娯楽 東京都 105.5 47位 94.3
諸雑費 東京都 105.3 46位 87.5

(出典:総務省)

このデータから分かるように、

物価指数1位はやはり東京都が占めていますね。

収入が多い分、出費も多いという事が分かります。

 

逆に、沖縄県のデータを見ると、

ほとんどの項目で物価指数が全国で一番低い水準となっています。

水道・光熱の項目は、沖縄は温暖な気候の為、クーラーの使用率が高い事が影響しています。

 

結論

沖縄の物価は安いです。

 

物価指数のデータから分かるように、

沖縄の物価指数は全国で一番低い水準となっています。

 

 

 

沖縄の平均年収と物価指数は分かったけど、この水準で本当に生活できるだろうか?

沖縄移住年収生活

 

結論から言うと、

沖縄の収入で生活は出来ます。

 

理由は、先ほど解説した平均年収と物価指数のデータから分かるように、

「年収は低いけど物価も安い」

という、バランスがとれているからです。

 

沖縄移住をするうえで、

「年収が下がる=カツカツな生活になる」

ではないのです。

 

何事もバランスが大切です。

 

東京と沖縄の家賃相場の違いを例に考えてみましょう。

 

間取り:1LDK

東京都港区:20.6万円

沖縄県那覇市:6.6万円

(日本最大級の不動産サイトSUUMO調べ)

 

同じ間取りなのに3倍も値段が違う!?

 

このように、東京と沖縄の家賃相場を比べると1/3以下になります。

ここで浮いたお金を別の費用に回すことが出来るのです。

 

 

実際に沖縄に住んでいる人たちはどんな生活をしているの?

沖縄移住節約生活

 

沖縄水準の収入でも金銭的に豊かな生活する為のコツを公開。

 

出費を上手にコントロールすること。

これが、沖縄で金銭的に豊かな生活をするコツです。

 

というか、沖縄に限らずどこで生活をしても、

これは大切なことですよね。

 

部門別に出費を抑えたいポイントを解説します。

 

家賃はなるべく抑えよう

 

これまでに解説した平均年収の違いと、

先ほどの家賃の例を深掘りして解説します。

 

沖縄と東京の年収差は1.68倍しか変わらないのに、

沖縄と東京の家賃相場は3倍も変わります。

 

あなたはこの数字を見て、おかしいと感じましたか?

感覚的に分かった人はファイナンシャルリテラシーが高い人です。

 

先ほどの項目でも言いましたが、

 

「何事もバランスが大切」です。

 

年収差が1.68倍なのに、家賃相場が3倍。

バランス悪いですよね。

このバランスの悪さが家計を圧迫します。

 

家賃というのは、家計の固定費になります。

固定費は毎月決まったお金の出費です。

その固定費を節約すれば、その節約した分を他に回すことが出来るのです。

 

家賃は抑えるべきポイントです。

 

沖縄は洋服代が安くすむ

 

沖縄は年間を通して温暖な気候です。

 

沖縄移住 沖縄気温

(那覇気温統計期間:1981~2010)

3月から12月までは、最高気温が20℃を超える温暖な気候ですね。

なので、夏服がメインで活躍します。

夏服は冬服に比べてリーズナブルな価格のものが多いですよね。

沖縄は真冬でも10℃以下になることはほとんどなく、

ダウンジャケットやブーツが必要になるほど寒くなることは稀です。

ということは、冬服代がかからないという事になります。

これだけでも、だいぶ節約になります。

 

被服費:1位:東京都:117.8  47位:66.7

 

被服費の物価指数を比較すると、

東京と比べて沖縄の方が43%低いことのなります。

 

被服費は約半分になる計算ですね。

 

 

沖縄で交通費を抑えるコツ

 

沖縄での移動手段は電車や地下鉄がないため、車移動が主流です。

那覇市内と浦添市の一部はモノレールが通っていますが、

県内を移動しようと思ったら必ず車が必要になります。

 

沖縄はガソリン代が安い

 

車を使うのに必ず必要になるのがガソリン。

最近ではハイブリット車をはじめ、高燃費の車も沢山あります。

 

ガソリン価格は各都道府県によって相場が違うことは知っていますか?

沖縄県のガソリン価格相場は全国の中でも安いです。

 

都道府県別のレギュラーガソリン平均価格ランキング
1位 徳島県 ¥117.2
2位 岩手県 ¥119.3
3位 和歌山県 ¥119.3
4位 沖縄県 ¥119.3
5位 鹿児島県 ¥120.1

(出典:2020年7月時点で gogo.gsに投稿されたガソリン平均価格(レギュラー1Lあたり))

全国比の価格は実質2番目に安いですね。

安い価格でガソリンが使えて、燃費のいい車に乗ればコスパ最強です。

 

自動車保険が安くなる

 

車を保有するとかかる費用に保険料があります。

毎回車検ごとに必ず更新しなければならない「自賠責保険」と、

事故を起こしたときに保証される「任意保険」があります。

 

この2つの保険料が沖縄ナンバーだと、どちらも安くなります。

 

自家用乗用車の自賠責保険価格(24か月)

本土:¥25,830

沖縄:¥12,540

離島:¥8,750

 

このように、自賠責保険の本土と沖縄の差額は1/2以下になります。

 

任意保険は保険会社や保険内容などで違いはありますが、

平均すると約25%ほど安くなるようです。

 

保険料が安くなる理由として、車を使用する範囲が島内に限られることがあげられます。

 

ちなみに我が家は車を3台保有していて、

1台当たり1万円ほど安くなりました

 

自動車保険料も沖縄はコスパ最強です。

 

 

車を購入する時のワンポイントアドバイス

 

沖縄で乗る車を購入する場合は中古車を買うことをおすすめします。

 

理由は次の3つです。

 

新車よりも購入価格が安い

中古車の最大のメリットは価格の安さです。

新車で買っても1度でも使用すれば中古車になります。

予算によっては低予算でハイグレードな車種も選べます。

 

選択肢が豊富

中古車は新車と比べて選択肢が豊富です。

中古車は豊富な在庫の中から自分の目的にあった一台を探せます。

大手の中古車販売店などでは、インターネットで検索も出来て便利です。

 

塩害ですぐに錆びる

沖縄は海に囲まれた島です。風と一緒に塩分も飛んできます。

それが車にも塩害の被害を与えます。

沖縄に住むには塩害とは上手に付き合わなければなりません。

高い新車を買っても、すぐに錆びます。

安い中古を買っても、すぐに錆びます。

だったら、安い中古車でいいですよね。(笑)

 

中古車を購入する時は、本土から購入することも検討もあり!

 

理由は2つあります。

 

塩害で錆びた中古車が多い

沖縄で使用された車両は、先ほども解説したように必ず塩害にあっています。

それに比べて本土にある中古車は、ほとんど塩害のない車両です。

 

沖縄の自動車整備レベルの低さ

沖縄では本土では考えられない悪条件な環境での整備工場が沢山あります。

その様な環境での整備は、それなりの低いレベルです。

その様な整備工場で整備された中古車には注意が必要です。

 

沖縄では路肩に「故障中」の張り紙を貼った車をよく見かけます。

そうならない為にも、中古車を選ぶ時・整備をお願いする時は

しっかりとした整備工場を検討しましょう。

 

もちろん!沖縄でも、しっかりとした環境でしっかり整備している整備工場も沢山あります。

車の知識をしっかり持った人に紹介してもらいましょう。

 

 

まとめ

沖縄移住生活できる

 

沖縄水準の収入でも豊かに生活するコツは!?

このように、節約できる部分は節約して「余剰資金を多く残す」ことです。

 

そのためには、毎月決まって出ていく出費の固定費を抑えることがポイントになります。

固定費は契約を変更するのが手間なものが多いため、

契約時の最初の見極めが肝心です。

 

固定費で節約した分の余剰資金を他の家計に上手に運用します。

 

ファイナンシャルリテラシーの高い人は、これを実行しています。

(ファイナンシャルリテラシーについては別記事で解説しますね)

 

沖縄移住で豊かに生活するには

 

沖縄移住をして本土と同じ水準の収入が確保できれば何も問題ありませんが、

そんな人ばかりでもないのが現実です。

収入が多くても、コストを無駄にかけていたり散財した生活をしていたら、

どれだけ収入が多くても同じです。

 

沖縄県民は収入が低くても、抑えるところは抑えて、無駄づかいをせずに楽しむことを知っています。

昔の日本全体がそうだったように、お金では買えない心の豊かさが沖縄には残っています。

沖縄移住をしたいと思う人は、そんな沖縄の良さを心で感じているはずです。

お金で買う物的欲求を満たす生活から、

お金をかけずに心を満たす生活にシフトすることが、

沖縄移住で豊かに生活するためには必要なことなんです。

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