沖縄移住をしたいけど、生活費を稼ぐための就職が出来るか心配。
そもそも、「沖縄にはどんな仕事があるの?」
インターネットで沖縄移住者の就職事情についてリサーチすると、
沖縄移住者は「沖縄の企業に採用されにくい」って、口コミが出てくるけど・・・

これから沖縄で仕事探しや就職活動を検討している人で、
沖縄はリゾート地で観光産業の仕事がメインってイメージだけど、
仕事の職種にかたよりがあるのでは?
沖縄移住者は採用されにくいって口コミはホントなの?
この記事では、
こういった疑問についてお答えします。
✔本記事の内容
- 「沖縄にはどんな仕事があるのか」を解説
- 「沖縄移住者は採用されにくい」ってウワサの真相について
✔本記事を書いたのは
この記事を書いている私は、沖縄移住歴6年。
現在はサラリーマン生活と自営業経営者としてのダブル収入のおかげで、
心も金銭面も、ちょっとだけ豊かに生活しています。
沖縄在住の私が実際に沖縄のハローワークに通って調査した内容や、
沖縄のお仕事事情に関して、私の実体験に基づいて解説します。
もくじ
沖縄にはどんな仕事があるの?
結論としては、社会生活に必要な仕事はどんな仕事でもあります。
沖縄はみなさんがイメージされるように、
リゾート地で観光産業が盛んな土地柄です。
とはいえ、
沖縄県民がみんな観光産業に就職をして仕事をしているわけではありません。
いくらリゾート地とはいえ、沖縄県民は沖縄でふつうに社会生活をおくっています。
ふつうの社会生活がおくられているという事は、
社会生活に必要な一般的な仕事は全て存在しています。
沖縄にある仕事の具体例
では、沖縄には具体的にどんな仕事があるのでしょうか?
沖縄のハローワーク求人、民間求人情報に掲載されている職種を紹介しますね。
医療/心理・福祉・リハビリ/美容・ファッション/旅行・ホテル
飲食/販売/教育・研究・保育/自然・動物
出版・報道/テレビ/音楽・ラジオ/芸能・ネット
スポーツ/デザイン・広告・アート/IT・Web/製造業
法律・士業・政治/公務員/金融・コンサル系/国際
建築・インテリア・不動産/事務・秘書/オフィス/企業
運輸・輸送/保安/冠婚葬祭など
これを見て分かるように、一般的な職種は全てありますよね。
沖縄移住を検討している人で、
沖縄は職種のかたよりがあるのでは?
と、思っていた人は安心して下さい。
沖縄にも様々な職種があります。
沖縄移住者は沖縄での就職活動で採用されにくいってホント?
インターネットで沖縄移住者の就職事情を検索すると、
内地(本州)出身者は就職しづらい、雇われにくい。
って書き込みを見かけるけど本当なの?
答えはNO!です。
沖縄移住者(内地出身者)は企業から優遇されやすい傾向があります。
沖縄移住者が優遇されやすい理由として、
- 沖縄移住者は沖縄県民と比べてまじめな人が多い
- 内地で身につけた技術・能力を会社で活かしてほしい
- 内地企業が沖縄支店で営業している
などの理由があります。
それぞれの理由を詳しく解説します。
内地出身者は沖縄県民と比べて、まじめな人が多い
これには、沖縄県民と内地出身者での県民性の違いがあります。
一番の理由は沖縄の県民性として「のんびり屋さん、てーげー主義」というのがあります。
てーげーとは?
沖縄の方言で「てきとう、いいかげん」という意味です。
このような沖縄らしい、ゆったりとした県民性を持つ沖縄県民は就職活動においては不利ですよね。
この「のんびり屋さん、てーげー主義」という事を沖縄県民自身が県民性として理解しています。
逆に、沖縄移住者(内地出身者)には「キビキビ動く、きっちりしている」という印象を持っています。
会社としては、まじめに働いてくれる人材を求めますよね。
迅速に仕事をしっかりと遂行してくれる人材が欲しいんです。
という事は、沖縄移住者は「仕事をこなす」という面では
沖縄県民よりも好印象を持たれやすいのです。
内地で身につけた技術・能力を活かしてほしい
前項でも解説したように沖縄の県民性の影響からくる、
内地企業を経験した人と比べて個人の持つ技術力や能力の低さがあります。
沖縄企業と内地企業の当たり前は違うのです。
内地企業では当たり前の技術や能力が沖縄では「すごい!」
と、評価されたりします。
会社としては、技術力や能力のある人材を求めますよね。
沖縄移住者が自分では当たり前と思っている技術や能力でも。
沖縄では高評価の対象になります。
内地企業が沖縄支店で営業している
沖縄には内地に本社のある企業が
沖縄に支店を構えて営業している会社も多いです。
この様な会社は内地出身者の沖縄移住者を好んで採用するケースがあります。
その理由は、
沖縄の県民性と沖縄移住者の仕事に対する姿勢の違いを認識しているからです。
内地企業は仕事に求められるスキル基準が内地レベルであるため、
内地企業で働いたことのある沖縄移住者は、その基準をクリアしているという視点で見られる事が多いです。
なので、沖縄移住者で仕事内容に経験のある場合は、高い確率で採用されます。
このような理由から、
沖縄移住者(内地出身者)は企業から優遇されやすい傾向があります。
すべての沖縄移住者が優遇されるわけではない
ここまでは、
沖縄移住者が優遇されやすいという事を解説してきましたが、
全ての移住者が優遇されるわけではありません。
沖縄の地元企業でも内地企業でも求める人材に共通している事があります。
それは、
まじめに働き・勤勉で技術力や能力のある人材が求められているという事です。
これは沖縄での就職活動に限ったことではなく、
日本全国どこで就職活動をするにしても共通して求められる事です。
ここに注意
残念ながら、沖縄移住者が「受け入れられない」という事実もあります。
これには2つの理由があります。
- 沖縄移住者は内地に帰る可能性がある
- 以前に、沖縄移住者を雇用したけど使えない人材だった
それぞれの理由を解説します。
沖縄移住者は内地に帰る可能性がある
「沖縄移住=沖縄永住」ではない。
という可能性を懸念事項として会社の雇い主は考えます。
会社が人を雇用する場合、
これから末永く会社の繁栄のために一緒に頑張れる人材を欲しがります。
もし会社があなたを雇用するのであれば、
会社の発展のために長く働いてほしいという願いがあります。
沖縄移住者は様々な理由で沖縄を離れる可能性がある。
という事実を会社側も分かっています。
沖縄に永住の意思があるのであれば、その旨を積極的に伝える事も大切です。
以前に沖縄移住者を雇ったけど使えなかった
この理由に関しては、過去の沖縄移住者を恨むしかないですね。(笑)
沖縄移住者の中には仕事がデキない人も沢山います。
このように沖縄移住者に対してダメなイメージを植え付けられた雇い主からは、
沖縄移住者に対して良いイメージがない分、ハードルは高くなります。
しかし、諦めずに自分の技術力や能力を武器として、
「私は過去の沖縄移住者とは違います!私はこんな事も、あんな事も出来ます!」
と、しっかり自己アピールしましょう。
このように仕事に対して、
しっかりと向き合う事の出来る人間性の持ち主なら
問題ないと言えます。
沖縄移住前に地元企業でまじめに仕事をして、
技術力や能力を身につけた人材なら、
沖縄のような地方企業では求められる人材になります。
まとめ
◇沖縄にはどんな仕事があるの?
- リゾート地だからといって、観光業だけが盛んな訳ではない
- 沖縄にも社会生活に必要な仕事は何でもある
◇移住者は沖縄での就職活動で採用されにくいってホント?
- 沖縄の県民性と沖縄移住者の違いを理解して有効に使おう
- 内地で身につけた技術力・能力は評価される
- 内地企業の沖縄支店は優遇されやすい
◇すべての沖縄移住者が優遇されるわけではない
- 「沖縄移住者が受け入れられない」という事実も知っておく
- 「沖縄移住=沖縄永住」ではない
- 過去の沖縄移住者が悪いイメージを残していることもある
沖縄移住者に向けて、沖縄のお仕事事情について解説しました。
この記事を読んで、「沖縄にはどんな仕事があるの?」
という悩みは解決しましたね。
あなたにも出来る仕事は沖縄にも必ずあります。
「沖縄移住者だから就職活動で採用されにくいんじゃないか?」という悩みも
この記事を読み終わったら、解決しましたよね。
沖縄での仕事探し・就職活動については、
「沖縄だから特別〇〇」という事はありません。
会社はあなた自身の人間性や技術力・能力を求めています。
だから、まず第一に自分の技術力や能力に自信を持てる人材になろう。
このような人材は会社から求められて優遇される人材という事です。
あなたの価値は、あなたの努力と比例します。
その努力は、いずれあなたの「人間性」となり、より良い未来へ繋がります。